リンパドレナージュで代謝のよい身体を手に入れよう！
リンパドレナージュは、エミール・ヴォッダー博士が、治療困難な鼻炎の患者悩ませている原因がリンパ節であることを発見したことが始まりです。
現在は美容分野として広まっていますが、もともとは医学療法から生まれたものです。リンパドレナージュとは、フランス語でリンパ排出法という意味で、本来の目的は、筋肉や関節に対するトリートメントではなく、体の隅々を流れている巨大な水槽に対するトリートメントであり、その水（リンパ液）を還流させることで、組織間の老廃物を排泄し、器官･組織全体の再生に作用するものといえます。
リンパの”のんびり”がトラブルを招く？
リンパ液が流れるスピードは、30秒で約12cm。1秒にすると、なんと0.5cm以下です。さらに、眠っている時や疲れている時、緊張している時、寒い時などには、ますますスピードが落ちてしまいます。
そのうえ心臓のようなポンプ機能も備わっていないので、スムーズに流れず、滞ってしまうこともしばしば。リンパ液が滞る＝老廃物が排出されないということなので、これが体にさまざまなトラブルを引き起こす原因となるのです。
リンパ液の滞りがもとで起こるトラブルのうち、代表的なのが脚のむくみです。デスクワークや立ち仕事など長時間同じ姿勢を取り続けると、筋肉が動かないためリンパ液の流れも促されず、1日の終わりには脚にたまってむくんでしまいます。そのうえ、むくみを放置しておくと新陳代謝が悪くなり、太ももの後ろやヒップの凸凹（セルライト）にもつながりかねません！
また、顔のリンパ液が滞った場合、むくみだけでなく、老廃物の影響でニキビや肌荒れ、くすみにつながることも。さらには首〜肩、背中で滞ると疲労物質がきちんと排出されず肩コリにつながるほか、倦怠感といった全身症状など、体の内外にわたって、健康上、美容上とも多くのトラブルの原因になります。
リンパの流れを知ろう
リンパ液はリンパ管の中を流れながら、途中にある 「リンパ節」というフィルターを通ります。このリンパ節ではリンパ液に含まれた老廃物や脂肪、毒素等を処理しています。（図１）
更にリンパ液は太いリンパ本管へと流れ、鎖骨下にあるリンパ管の最終出口で大静脈と合流します。そして心臓・腎臓・肝臓・肺等の血液の循環に乗って浄化され、最終的に尿となって体外へ排出されるのです。この大事な最終出口が目詰まりを起こしていると、せっかくリンパの流れを良くしてもむくみは解消されないままです。リンパ液は血液と異なり、筋肉等の働きでゆっくりと流れるため、滞りやすいという性質があります。
図１
図２では、リンパ管を魚に例えていますが、この魚の周り（細胞間）に溜まったものが「むくみ」の正体です。 血管には心臓とうポンプがあり循環しますが、リンパ系にはポンプがないため、流れはゆっくりでしかもリンパ節で交通渋滞を起こすこともあります。
皮膚の下３〜５ｍｍを流れるリンパ管には、魚の「エラ」のように閉じたり開いたりするふたがあります。細胞間に溜まった老廃物や余分な水分は、このフタからリンパ管に吸収され、リンパ液の流れに乗ります。リンパ管のフタを開けるのがリンパドレナージュの狙いです。デリケートなリンパ管をつぶさないように、優しく皮下組織を揺らすことで、フタは開きやすくなります。
図２
リンパドレナージュとリンパマッサージの違いとは？
「リンパマッサージ」は、リンパの走行に沿って行なうマッサージ。
「リンパドレナージュ」は、流れを阻害する因子を取り除き、リンパの流れを促すもので、前者よりも効果的といえます。
「脚のリンパ＆スリミング」のコースでは リンパドレナージュによって流れがよくなっているところをソフトにリンパマッサージを行なうことで相乗効果が期待されます。リンパの流れを意識するならば、強い圧はリンパ管をつぶすだけでかえって流れを悪くするだけです。
脚のリンパ＆スリミング
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＜２週間に１度のペースで受けられている６０代女性＞
毎日何枚も貼っていた樹液シートが、１回の施術で不要になり、足の指の間に隙間が出来るようになった。足首も締まってきた。今まで何度も尿意をもよおしトイレの回数も多かったが、１回にスッキリ出るようになった。排便回数も１日１回が２回大量に出るようになった。
リンパドレナージュ６０分￥５，０００ （首・お腹・下肢のﾘﾝﾊﾟﾄﾞﾚﾅｰｼﾞｭ）
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